本日の日記:2022-12-10:むかし大学生が怖かった

書いてくよ〜

教育実習生

中学生のときに教育実習生が何人かタイミングを異にして来た。

私にとっては初めて大学生と空間を共にした機会だった。

彼らは自分よりかは確実に”大人”だけど

いつも教育を受けている先生よりかは”大人ではなかった”。

授業は分かりにくい時の方が多かったし

休み時間は休まず僕らと鬼ごっこをしたから。

大人はもとより周りいっぱい居た。

父母祖父母・近所の人や教師。

だけれど彼らは、ほとんど自意識が芽生える前から一緒に居たから、組織の構成員としては狭い範囲にいる人たちだった。

教育実習生はその点で全く異なる、外から、しかも大学から来た人だ。

私は当時中学生で

ドラマ/アニメ/本その他で得た知識の範囲で、大学生がどういうものか知っていた。

初めて見た大学生に対して私は、なんというか想像通り、

どんなに楽しいひとときでも職責を忘れられない怖い生き物だ、と思った。

目が輝いていないんだよね。

私が何を伝えたいのか、私に何をして欲しいのか、私が裏では何を考えているのかを

一つの残穢も取りこぼさぬように

話を聞いているうちに

目の前の人を愛する余裕がなくなってしまった眼。

家に帰ってからお風呂に入り鏡をじっと見た。

自分もいつかそうなってしまうんだ。

そうなる前に死んじゃおうか。

よく思った。

そこで死んでいても良かったかもしれないと今は思う。

君が予測した通り、そんな人になったよ。

ただ、これはこれで楽しいぞ。

集中して話をすると、だんだん相手のことが好きになるし、知識や教養も手に入る。

元から人が好きなんだから

あまり悲観的になるなよなー昔のじーぶん。

今日は短いけどこの辺で!

じゃあね!

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