学生実験TAで分かった「評価の高いレポートに必要な条件」

ども〜

最近、学生実験TAをやらせてもらって

レポート評価もしたんですが

初めて、同じ題材について書かれた文章を何十人も一気に見たんですよ

いやあね、面白いし、めちゃめちゃタメになった。

あれは教員という立場の人の文章うまくなりますわって思った。

ま、その中で、”評価の高いレポート”の条件についていくつか発見があったので

書いていこうと思うよ

目次

図表がある

これだけでだいぶ違う。

しかも簡単な図表でOK。

学生実験は、学問的にはほぼ完全に分かりきっていることを反復する。(むしろ分かりきっているからこそ学生個人の資質を図ることができる)

そのため評価する側は学問的な新規性よりも、理解しているかどうかを見ている。

”理解しているか”と言うのは、難しいんだけど

考察対象を色々な方法で正しく表すことが”理解しているか”の指標の一つになる。

文章・口頭・図表などじゃ

レポートでは口頭は出来ないのが悲しいけど

図表を入れることで

考察対象を色々な視点から正しく表せていますよ〜〜〜とアピールすることができる。

見やすい デザイン性が良い

これね、最初設定する手間はあるんだけど

一度やってしまえばあとは楽よ。

見やすいレポートは、書いてること以外のもの(図がぼやけてる・フォントが変)が書いてあることを邪魔しないのよね

結局、見やすいレポートは主張を相手に正しく伝えやすい。

↑の重要性は、文章を評価をするっていう仕事(TA)をやって

改めて実感した。

こちらのqiitaの記事にある良い感じのレポートを見て欲しい

(学生実験のレポート程度でこんなデザイン…目立ちすぎじゃね…?)

い  い  え  !!!  ど ん ど ん や っ て  !!!

大学生、最短で就職ってなったら学部卒だから

その学生実験やってる数年後には社会人やぞ….! 

すぐには使えないかもだけど、良いデザインの企画書とかかけちゃうよ …!(説得)

クオリティにムラがない

これも大事。

よくあるパターンは

  1. イントロダクション <- 重厚
  2. 実験手法 <- 薄い
  3. 考察 <- 薄い
  4. 結論 <- とても薄い 

のように終わりになるにつれて内容が少なくなっていくパターン。(昔を思い出して吐血)

最初に大風呂敷を広げておいて、その上にめちゃめちゃ小さなものしか置かないパターン。

これ、結構評価、悪いです。

でこれしかも、内容が薄い≠文章量が少ないのが怖いところで

3行ぐらいの少ない文章量で核心をついている文章->評価高くなる

対偶の、文章量は多くて核心をついていない文章->評価鬼低くなる

これは目的が、内容を理解しているかどうかなので

文章量は変数でないのよね(文字数制限…?知らない子ですね……..)

まとめ

とりあえずまじ。上の書いた3つ

  • 図を入れる
  • デザインをこだわる
  • レポート全体のクオリティを一定にする

をやるだけでレポートの評価は大きく上がるよ。

意外にそれだけやるのでも、まぁまぁ大変だから

頑張って欲しい

もちろんさらに得点を稼ごうと思ば

  • (意味のある)式変形がある
  • 用語の使い方を統一する

もできる。

図書館に行けば無限に本はあるので、参考にしながらやれば書けると思う。

ほいたら、学振の申請書でも書くか〜

じゃの〜〜

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