書いていきます。
実験屋をしているとアイデアが先行し安全や安定性を顧みない時が私にはある。
特に安全というのは、心理的安全を含む全般の安全だ。
そのための指導教員なのだろうけど指摘されると「あぁ…またやってしまった…」と悲しくなる。
今回はHF(フッ化水素)に関してだった。
HFは、まるで人を殺すためにあるかのような薬品で
触れるとフッ素イオンが肌を「浸透し」血中及び骨中のカルシウムイオンと結合し
重大な健康被害(=死ぬ)をもたらす。
それに関して自分は誤った知識を持っていたようで
正しく冷静にまぁまぁ怒られた。
しかしうーむ。
現状ではエッチングしたい金属の溶解にはそれしかないように思う。
KOHでのエッチングを試みてはいるが、露光工程を併用した選択的エッチングが、レジストの剥離か何なのか現状できていないし
ドライエッチングも紫外光の影響が気になるところだ。
うーむ。
頑張ってレジストが影響を受けずパターニングだけがうまくいく条件を見つけるしかない。
主は思う。
良い脚本の映画は、映像や風景が多少おかしくても、評価され「すごい映画」とされやすい
この前気づいた。重要な気づきかもしれない、と思った。